長野県飯田市での東海地区TV・FM受信 (1)

ビニール線をアンテナにFM愛知を受信していた頃
(1984年秋〜1987年秋)

  私の遠距離受信は、1984年の秋、ラジカセ(松下製ラブコールW)で
  FM愛知を受信したのが最初です。
 
  当時、長野県には民放FMがなく、FMと言えばNHK−FMだけ。
  中日新聞のテレビ・ラジオ欄に載るFM愛知の番組表を見ながら、これは
  エアチェックに使えると思い、必死の思いでチューニングを合わせました。
 
  しかし、約100kmの距離を飛んでくるFM愛知の電波を、ラジカセ付属の
  ロッドアンテナで受信するのは難しく、私の家でも2階窓側の限られた場所で
  ノイズに混じりに聞けるのがやっとでした。
 
  当時、「コーセー歌謡ベストテン」(FM東京系)を、毎週欠かさず
  聞いていたのを思い出します。
 
 
    その後、ロッドアンテナの先にビニール線を付けると、受信感度が向上する
    ことを知り、電子工作が好きだった従兄弟から2mくらい分けてもらうと
    なんとか実用になるレベルで、FM愛知が聞こえるようになりました。
   
    また、当時はNHK「FMリクエストアワー」が各局別の放送をしていたので
    長野・愛知・岐阜・三重の「Fリク」を梯子して聞いていたのを思い出します。
   
 
  そして、1985年6月にはFM三重が開局。
  私の家ではFM愛知よりもノイズは多かったけれど、エアチェックの幅が広がり
  地元に民放FMが開局した、三重のみなさんがとても羨ましく思えたものです。
 
  さて、この頃の私にとって、名古屋のTV受信など夢のまた夢でしたが
  同じ飯田市内の従兄弟の家では、東海テレビも視聴していました。
 


長野県飯田市での東海地区TV・FM受信続き
(2) V8・U14素子アンテナでの名古屋地区TV受信(1987年12月〜1988年9月)

2000. 4.20修正 1999. 1.17登録 サンタ堀池